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2017年9月17日日曜日

TIG溶接機不調


長年使っているTIG溶接機で上手く溶接が出来なくなった
スイッチを入れても直ぐに電流が弱くなり、調整も効かない

壊れたー

仕事にならん
買うにも直ぐ物も来ないだろし、修理にも時間が掛かるだろう
連休明けか?

だめもとでバラしてみる事にした




本体横のカバーを外すと、何やら接点があった
トーチのスイッチを入れると、ここで火花が出る
車でいうとポイントみたいなもんだな!

ペーパーで接点を磨き、エアブローついでに
直流と交流のレバー接点をCRCを掛けてテスト
まだ電流が弱くて溶接出来ない

ん〜
前からたまに溶接している時に、電流が弱いことがあったなぁー
その時は、トーチの向きを変えたり、本体までの線を動かしたら直った。
車だと温まって配線の接触部分に抵抗が出来て、接触不良を起こすことがあるよなぁー
溶接機のあちこちの配線を揺さぶって、アースを揺らしてみたら取り付け部分が動いた

もしや?
動かしてボルトを締めて、トーチを握ってスイッチを入れたら
なんと、なんと、なんと
直った!^o^

アースの接触だ
感動もんだね  lucky
いつもお世話になっているから、溶接機のなかも全てエアーブロー
これでまた暫く使えるかなぁー
まだまだ調子がいいんだよなぁー



溶接機を直すのはど素人
野生の勘がはたらいたかな?(^o^)














2017年9月14日木曜日

ランクル80中期マフラーフロントパイプ



ランクル80中期 フロントパイプ交換


走行距離130.000㎞ まだまだ走れます ^o^
80のお客様で150.000㎞オーバーの方もいらっしゃいますからね~

マフラーは消耗品、やはり錆がすごい
ボルトの頭の形が無い


80中期は触媒が横並びで、後期になると縦に2個並んでいる
触媒の容量は一緒だが、後期に比べて中期は排気の集合が
触媒の後ろにあるため、排気効率が悪いように思う

マフラーの排気抵抗は、エンジンからの集合箇所の長さで変わり
トルクも変わるので面白い

TRMトップロードのフロントパイプ、スポーツ触媒付きは
この当たりのことも考慮し、中期も後期と同じ縦置きにし
排気効率を上げた

触媒もスポーツ触媒で、中はメタルタイプにした
セラミック(純正品)に比べ、排気効率は約20%近く上がった
悪戦苦闘した思い出深い排気ガス試験のレポートも無料で
差し上げています


メタル触媒






オフロードでもヒットしにくいように
フレームより高く設定


センターマフラーからリヤ出口までオリジナルで製作
テールはダウンテールで、ご近所からの騒音問題に備え
規制値内に抑えて有ります ^o^


テールの位置も、中に入れ過ぎると排気ガスがリヤドアの隙間から
室内に入ってきてしまうので、バンパーギリギリまで出しました
ユーザー様には小さな可愛いお子さんがいらっしゃるので
その点にも配慮しました  ^o^

いや~
昨年、初孫が生まれてからは、すっかりジジばかになってしまい
小さなお子さんについつい目がいってしまいます(∩_∩)ゞ
俺も丸くなったよな~











2017年9月9日土曜日

ミツビシ ジープ エンジンスワップ 2


6G72をスワップする電気回路は、
ボディ周りに24V.エンジンは12Vで制御している
バッテリーも当然2個必要で、12V用のオルタネーターと
24Vオルタネーターをエンジン前のフロントカバー左右に取り付けた


エンジンはフルコン制御で排気ガス規制を
クリアーしている








V6なので、3-1のヘッダーを製作
バンテージを巻いて排気効率が上がる




フロントパイプも左右等長にした


出口は角ダブル出し




マッチィング調整







トップロード








2017年9月6日水曜日

ミツビシ ジープ エンジンスワップ 1


ジープJ53 H5年車



ジーゼル規制で、首都圏では乗れなくなってもう何年も経ちますが
まだまだジープファンは健在ですね

ジーゼル規制では...
一酸化炭素 (CO)、炭化水素 (HC)、窒素酸化物 (NOx) 粒子状物質 (PM)
 等の基準値を超えると首都圏では走行出来ず、車を所有する事も出来ません

この問題をクリアーするにはDPFや触媒など付けて、国の検査機関に持ち込み
CO.HC.NOX.PM.を基準値内に抑えなければなりません


これが結構やっかいで、一度の試験に何十万円も掛かるうえ、国の決めた基準値が
厳しく、追加対策部品や改造もそれなりに必要になってきます

一方エンジンスワップは、ガソリンエンジンの為、PM.NOXは殆ど出ません。
構造変更だけで面倒な試験を省けることができ、下記のようなメリットあります

1.エンジンが静かなので、快適なドライブ、オフロード走行ができる
2.V63000ccなので走りがよく、オフロードでもトルク不足が無い
3.エンジンの軽量化

ジーゼルエンジンからガソリンエンジンにスワップ
エンジンは、パジェロやスペースギヤに搭載されている
6G72  3000cc   V6          
公認車検取得


エンジン6G72を載せる前に、エンジンをオーバーホール




オリジナルベルハウジングを付けて、ノーマルミッションとの適合を確認



6G72のエンジンは、パジェロ、スペースギヤに載っているが
オイルパン、エレメントは左右で付いている位置が違っているので
気をつけなければならない

ミッションは純正品をそのまま使い、クラッチも純正品を使用出来るよう
オリジナルアダプターを過去に制作、今回はその部品を使用

トップロード









2017年9月4日月曜日

ランクル60エンジンオーバーホール 1



昭和63年の車、ランクル60
エンジンのオーバーホール、トランスファーのオイル漏れで入庫
エンジンは3Fの4000cc OHV.キャブレター、おまけにポイント
数十年前は主流だったキャブ
昭和の車はいいですねぇー
私も乗ってます(笑)








オイルパンを外してビックリ!
シリンダーブロックのオイルパン取り付け部分が傷だらけ!
おそらく以前、オイルパンを外す際にドライバーか何かで強引に外したのであろう。
シールパッキンが沢山塗ってあり、オイル漏れは少なかったが、いずれ漏れが酷く
なることは容易に想像出来る為、この傷を溶接で肉盛りし、平らに仕上げてから
オイルパンをつけることにした。







 

トップロード走行会富士ヶ嶺

9月3日
トップロード走行会
山梨県の富士ヶ嶺オフロードコースに行ってきました。
久々、何十年かぶりです。
コースも変わってロックセクションが増えていました
オフロードは楽しいですね
昼に久々に焼きそば焼いたら、少し焦げてしまった
美味しいと皆さんが言ってくれた
やさし〜(^^;;









2017年9月2日土曜日

ランクル60エンジンオーバーホール 2


ランクル60のエンジンとはいえ、走行距離が多いと
やはりカーボンスラッジも多い



インテークバルブ、エキゾーストバルブもこんな状態で、
カーボンが付着



インテークバルブを見るとカーボンで濡れている
原因はオイル下がり
オイル下がりになるとマフラーから青い煙が出て
エンジン不調につながります

バルブを綺麗に掃除してみると、なんとスカート部分が
かなり減っている
丁度バルブシートと当たる部分である
バルブをすべて交換することになった




ピストンを見てみると、ナント!溶けている
何じゃこれゃ~~~~!


ピストンヘットの角の部分
これは何故?
おそらくインテークバルブから吸い込んだオイルが
シリンダーヘッドに入り燃焼
高温にさらされたピストンの頭が溶けたと考えられる
過給機も付いていないのに溶けるなんて・・・ (^^;;

やはりNAエンジンのピストンは弱いみたいだね
ただ、シリンダーブロック、ヘッドの鋳物は僕のお気に入りで~す

しかし・・・
60のエンジンは何度もばらしてきたけど、こんなことは初めて!
まだまだ勉強になりますね~ (*^-^*)